[学生メッセージ]専攻と学び

一番興味がある演劇を学べる学科を選択。
将来につながるテーマで卒業論文を書きました。

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2016年3月卒業
頃末 智子
Tomoko Korosue

 入学当初は心理学科に興味がありました。しかし、元々演劇がとても好きで、自分が一番興味がある舞台芸術の分野で卒業論文を書きたいと考え、美学・芸術学を学べる哲学科を選びました。1年次にさまざまな講義を受けながら学びの方向性を考え、学科を選択することができたのは、聖心のシステムのおかげです。
 3年次には、キリスト教学や日本思想史学など幅広い分野の演習を履修しました。美学・芸術学を学ぶ学生は、舞台、絵画、音楽など関心のあるジャンルが多彩です。ばらばらの興味や視点を持つ学生が集まり、語学や歴史など専門外の分野で頭を悩ませながら勉強していくのは、この学科ならではの面白さだと思います。卒業論文のテーマは「ミュージカルにおける色彩効果」です。就職するブライダル関連の企業では、お客様に衣装の提案をするために色彩の知識が重要です。また、ミュージカル研究会で衣装を担当し、役者を美しく見せ、さらに役の感情なども表現できる衣装作りを心掛けてきました。今までやってきたことと、将来役立てたいことが、卒業論文に結びついています。

頃末さんの時間割

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異なる価値観に触れ、
違いを受け入れられるようになりました。

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2015年3月卒業
佐藤 夏菜
Kana Sato

幼い頃からピアノを習っていて、技術面からのアプローチだけでなく、作曲家の背景や音楽とキリスト教の関係、また音楽以外の芸術についての知識を得ることが、演奏の質を深めることにつながるのではないかと思い、哲学科で美学・芸術学を専攻しました。まわりには音楽や美術、映画、演劇など芸術分野に目が向いている人が多く、共通の話題を発見したり、知らなかった世界を教えてもらったり、とても刺激的です。
授業はディスカッションの機会が多くあり、人前ではっきり意見を言うのは苦手だったのですが、自分の考えを論理的に伝える力が鍛えられたと感じます。と同時に、ほかの人の意見を聞き、自分とは違う物の見方、価値観に触れ、その違いを受け入れられるようになりました。その最たるものが、卒業論文で取り組んだジョン・ケージです。ケージとの出会いは衝撃的で、一切無音の作品、騒音を作品としたものなど、これが音楽とは信じられませんでした。ケージと向き合うことで、自分のなかに音楽の新しい受け取り方が芽生え、それが今後どんな化学変化をもたらしてくれるのか、楽しみです。

佐藤さんの時間割

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[学生メッセージ]卒業後の進路

この4年間で身につけた考える力は、
グローバルな世界で活かせると自負しています。

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2016年3月卒業
外資系企業

高木 彩
Aya Takagi
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3年次はカリフォルニア大学デイビス校へ留学していましたので、3月末に帰国し、就職活動を始めたのは4月からです。スタートが遅く、加えて準備を何もしていなかったので、正直大きな不安がありました。その中で積極的に行ったのがOG訪問です。聖心の先輩たちは社会でどのように活躍し、キャリアアップしているのか。訪問を行う中で、外資系企業で世界をフィールドに活躍している先輩に出会い、その果敢に挑戦していくマインドに共感しましたし、風通しの良い外資系企業でこそ自分の能力を発揮できるのではないかと思いました。
哲学は考える力を養う学問です。授業ではディスカッションやディベートの機会が多くあり、答えのない問いに対して積極的にアプローチして最善の回答を導き出していきます。そうして身につけた対象に切り込んでいくメソッドと考える力は、高い思考力とリーダーシップを求められる外資系企業やグローバル企業で活かせると自負しています。留学をはじめインターンシップ、課外活動など多くの挑戦をしてきましたが、それを後押ししてくれたのは聖心の先生や職員の方たちです。この環境があったから、今の自分がいる。そのことに感謝しています。

哲学科で身に付けた考える力は、
どんな場面においても活用できます。

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2015年3月卒業
ANAビジネスソリューション株式会社

八木 はる菜
Haruna Yagi
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例えば、何をもって幸せというのか。幸せに感じることは人それぞれ違いますが、しかしそこには何か普遍性があるはずです。それが何なのか、本質を探っていく学問が哲学であり、哲学を学ぶことを通して、自問自答しながらくり返し考える力が身に付きました。また型にはまらず、いろいろな方の思想に触れることができるのも哲学の楽しさです。価値観は一つではなく、多様な考え方やものの見方があってよいのだと、先人たちの思想を学び実感しました。
特に志望していた業界もなく、就職活動に焦りや不安がなかったといったら嘘になります。しかし、どんな仕事をして、どんな人生を歩んでいきたいのかをしっかり考え、「まわりには流されないぞ」と決めていました。そのなかで、乗客や物資の運搬という様々な人のために貢献できる仕事として航空業界が急浮上し、挑戦したところ、内定をいただきました。A N A グループの国内、国際線の旅客、貨物、郵便、航空券類の収入管理部門ですが、哲学で身に付けた自分の頭を使って考えるという姿勢をもって臨めば、どんな場面においても柔軟に対応できると思います。