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知りたいことに切り込んでいく体験から、
将来の夢を発見しました。

4年間を振り返ってもっとも印象に残っているのは、学内で行われたインドのモディ首相の講演会です。講演は「女性と教育」というテーマでしたが、質疑応答の時間、国際政治ゼミの学生として、思い切って気になっていたことを首相に質問しました。核兵器不拡散条約非締約国として、国際社会からの信頼をどう高めるか?̶。「平和への取り組みはインドのD N Aであり、どんな条約をも超える」という首相の答えは、必ずしも満足できる内容ではありませんでしたが、その後この発言は、国内外の報道に取り上げられることになります。自分のアクションが少なからず、社会に影響を及ぼしたこと、そして、問題意識を持ち、真実を捉えようとする姿勢の大切さを実感した経験から、記者を目指したいと真剣に考えるようになりました。

夢は実り、就職先の日本放送協会(NHK)では政治部の記者を希望しています。国際政治ゼミでは湾岸戦争について研究し、当時の政府関係者にインタビューを行いました。取材を通じて感じたのは、政策決定の舞台裏を知る楽しさです。報道には出ないエピソードや人間ドラマに触れ、もっと知りたいという好奇心を刺激されました。また研究期間中には、当時の政策決定の中心となる人物の死に遭遇。機会を逃さず、事柄にコミットしていくことの大切さも知りました。政治部の記者として気概を持って人や物事の背景に迫り、躍動感ある記録を残していきたいと思っています。

「自ら求めた学業を修め、その成果をもって社会との関わりを深める」。聖心女子大学での学びを通じ、この聖心スピリットに深く共感しています。今後も社会の一員として、自ら学び続け、より良い社会の構築に貢献していく。記者として働きながら、この大きな人生のテーマに取り組んでいきます。

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インドのナレンドラ・モディ首相講演会(2014年9月)
にて質問に立つ佐野さん(左端)

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佐野 裕美江 Yumie Sano

国際交流学科 2016年3月卒業
卒業後の進路:日本放送協会
大使館へのインターンシップを運営するインカレサークルに所属。大使館に連絡を取り、学生をインターンとして受け入れていただけるよう交渉し、20以上の大使館を開拓しました。